「高速バス」カテゴリーアーカイブ

全国の高速バスを紹介します。

広島で「PASPY」終了

広島の「交通系ICカード」の「PASPY(パスピー)」が2025年ころに終了することが発表された。

PASPYは2008年1月にサービスが開始され、これまで長い間使用されてきたが、機器の老朽化により更新に多額の設備投資が必要となり、システムの維持が困難になっていることから、サービスを終了するという。

この「交通系ICカード」の「PASPY(パスピー)」は、広島県外ではほぼ使うことが出来ないのが難点であった。

さらに、7.8年に1回の更新が必要で、費用が40億円以上かかるという。

広島電鉄は、スマートフォンのQRコードや、新たな交通系ICカードを認証媒体とする「ABT」方式の新乗車券システムを開発し、2024年10月の導入を目指すということで、ABT(Account Based Ticketing)方式とは、QRコードやICカードの固有のID番号と紐づいた利用者の情報をクラウドサーバー側で管理する方式で、チャージ残高や定期券などの利用者情報をサーバー側で保持・参照・更新し、機器側では高速な計算処理を行なわないため、システム全体の低廉化を図れるという。

広島も独自でやってきたシステムが、全国的なシステムに変わろうとしている・・・。

公共交通利用促進

こんにちは。

プロジェクトゆうあいの青木です。

秋なのに、まだ、蒸し蒸ししてて嫌です。

さて、こちら山陰では、10/1に一畑電車、10/2にJR西日本のダイヤ改正があり、一畑電車では、今まで存在した、休日の出雲大社前からの急行出雲大社号・松江しんじ湖温泉行きがなくなりました。

JRでは、一部列車の運行が取りやめになりました。

さて、バスはというと、これに合わせたダイヤ改正はなく、コロナ禍による観光ループバス、高速バス等の減便運行のみとなっております。

さて、一畑電車ですが、この夏、大雨の影響を2度にわたってうけました。報道番組での中継等々でもご覧になられた方も多いかと思います。

大雨で線路が水に浸かったり、土砂災害にあったりがよくあり、その度に、運休で足止めを食らっており、この沿線に住む利用者にとっては大打撃となっております。代替バスが運行できなかったこともあります。

自動車を持つ人ならまだしも、公共交通が生活の足になっている人は大変です。

いかに公共交通が島根県にとって大切なものなのか改めて知らされました。

台風の影響

バス停検索のラッピングバス・・・・。

こんにちは。プロジェクトゆうあいの青木です。

台風9号の影響で、月曜(山の日・振替)山陰地方は、鉄道が部分運休、バスの運休など影響が出ました。

ホントなら私は、交通局のバスツアーに参加予定だったんですが、中止になりました。

今日も、一畑電車が雲州平田~電鉄出雲市の間、川跡~出雲大社前間が運休しています。

ここ山陰は、バスもですが、鉄道が生活の支えになっており、運休したら大変なことになります。

猛暑、大雨被害、コロナと今年は、災難続きですが、今後、こういうことが起こらないように祈るばかりです・・・。

 

バスコレクション2020秋

こんにちは。プロジェクトゆうあいの青木です。

久しぶりに、松江を発着するバスの写真をUPしておきます。

 

両備バス ももたろうエクスプレス

中国JRバス ももたろうエクスプレス

広島電鉄 グランドアロー

神姫バス ポートレイク

一畑バス 55御津行き

一畑バス 51恵曇行き

一畑バス 31松江しんじ湖温泉駅行き

松江市営バス 63八重垣神社行き

松江市営バス 15-1あじさい団地行き

松江市営バス 94法吉ループ

以上です。

バス停検索の新機能

プロジェクトゆうあいの青木です。

私どもで、バス関連ブログを独自に開設しているため、ここがなかな書けずでした。

バス停検索の新機能で、バス停写真が確認できるようになりました。

ただ、先日から運用開始していて、編集作業でバス停写真を追加しなくてはなので、まだまだ追加されているバス停を確認することは限られています。

 

私が編集担当している松江市内のバス停で、一部バス停写真を追加しています。

石橋町

石橋四丁目

北堀町(ゆうあい側)

法吉公会堂前

うぐいす台

法吉団地南

法吉

第二県営住宅前

松江駅(神姫バス)

すまいる苑前

などです。

ただ、写真撮影に行きやすいバス停はいいですが、めったにいかないバス停や、たまたま行ったバス停などは、更新もおろそかになるので難点です。

松江市内でもコミュニティバスなどで、バスは走っていて、ここがバス停なはずなのにバス停ポール自体が存在しないってのが多々あります。

余談ですが、ただいま、プロジェクトゆうあいでは、Google map でコミュニティバスの路線検索ができるように、作業を進めています。

秋までには検索可能になるかと思います。

では。

2019ありがとうございます

プロジェクトゆうあいの青木です。

本年も、バス停検索ブログ及びバス停検索Twitterをご覧いただきありがとうございました。

私からは、今年ラストの更新となります。

私個人としては、先日の全国バスマップサミット岡山に行けなくなってしまったことが残念です。

次回(第18回)の全国バスマップサミットですが、2020年11月末頃を目途に岩手県滝沢市にて開催するということらしいですが、これまた遠く、たぶん参加はできないかと・・・。

来年は、JCOMMが松江で開催ということで、そちらでお会いできればと思います。

では最後に恒例のバス写真をUPしておきます。

松江市営バス

一畑バス

日ノ丸バス

広島電鉄

 

 

以上。

公共交通マップ

こんにちは。プロジェクトゆうあいの青木です。

全国の自治体、バス会社が作成する路線図やマップのリンクをいくつかここに載せておきます。

静岡県御殿場市 御殿場市公共交通マップ【PDF:6MB】

熊本県益城郡美里町 美里町公共交通MAP(PDF 約18MB)

島根県仁多郡奥出雲町 奥出雲交通バス 時刻表(PDF/215KB)

徳島県小松島市 小松島マップpdf (PDF 14.6MB)

新潟県小千谷市 公共交通マップ [PDFファイル/18.44MB]

三重県鳥羽市 とばすまっぷ[PDF:2,152KB]

山口県岩国市 岩国市公共交通総合時刻表 (PDFファイル)(1.98MB) 

高知県南国市 南国市公共交通マップ(PDF:2.98MB)

北海道北見市 きたみ交通マップ(平成28年12月 改訂)

以上です。

 

 

 

東京旅行

プロジェクトゆうあいの青木です。

先日、18日(火)、19日(水)と東京へ行ってきました。

前回、ブログに書いてたように、18日(火)は、アンジュルム和田彩花さん卒業ライブ(日本武道館)

19日(水)は、乗り鉄、撮り鉄をしてきました。

まずは、東京駅で「東京フリーきっぷ」を購入。

このきっぷは、東京都区内のJR普通列車(快速を含む)普通車自由席、東京メトロ全線、都営地下鉄全線、都電荒川線、都営バス全線(深夜バスを除く)で1日乗り放題のきっぷです。

東京駅→[山手線外回り]→渋谷駅

まずは、山手線に乗って渋谷駅へ。

渋谷駅のインターネットカフェで、仮眠をとり、渋谷駅から再び、乗り鉄、撮り鉄スタート。

実は、ライブ終わり、夜行バスで大阪へ向かう仲間をバスのりばへ送りとどけてから別グループのオールナイトオフ会に参加したためだ。

渋谷駅→[山手線外回り]→代々木駅

山手線で代々木駅まで移動し、総武線に乗り換え、飯田橋駅へ。

次に向うのは、葛西にある「地下鉄博物館

代々木駅→[総武線]→飯田橋駅

飯田橋駅→[東京メトロ東西線]→葛西駅

飯田橋駅からは、東京メトロ東西線に乗り換え、葛西駅へ。

葛西駅おりてすぐ、高架下にあるのが、地下鉄博物館。

地下鉄の仕組みを勉強したり、シュミレーター運転をしたり、楽しかったです。

葛西駅前バス停→[都営バス臨海28甲系統]→葛西臨海公園駅バス停

葛西駅前から都営バスに乗って、葛西臨海公園駅前へ。

葛西臨海公園駅→[京葉線]→東京駅

葛西臨海公園駅より、京葉線で再び東京駅へ。

東京駅構内で、食事をとり、次に向うのは、上野動物園。

東京駅→[上野東京ライン]→上野駅

上野東京ラインに乗り、上野駅へ。

上野駅到着し、徒歩で上野動物園へ。

人気のパンダは、1時間待ちであきらめ、象や猿、鳥などを見て、フードコートでアイスコーヒーを飲んで、上野動物園を後にした。

 

上野駅→[山手線外回り]→渋谷駅

渋谷駅→[東急東横線]→祐天寺駅

さて、ここで時間は夕方になり、次に向うは、昔から東京へ遊びに来た際には、時間が取れれば行っている、鉄道ムードの店「カレーショップ ナイアガラ」へ。

ここは、機関車が座席横まで商品を運んできてくれます。

 

食事後は、今までギリにバスのりばへ行っていたこともあり、余裕を持ってバスタ新宿へ。

祐天寺駅→[東急東横線]→渋谷駅

渋谷駅→[山手線外回り]→新宿駅

祐天寺駅から渋谷乗り換えで新宿駅へ。

いよいよ東京での旅も終りを迎える。

 

バスの写真は、帰路の途中で休憩をした鈴鹿PAで撮影。

てな訳で、乗り鉄・撮り鉄メインだったので、バスはほぼ撮影していないし、乗ったのは行き帰りの高速バスと、葛西から葛西臨海公園までのみでした。

今回、ゆっくり乗り鉄・撮り鉄ができ、いろいろはじめての場所、久々に行く場所等楽しめよかったです。

2019.6.19 歩数23,957歩

以上。

 

渋谷フクラス

こんにちは。プロジェクトゆうあいの青木です。

旧「東急プラザ渋谷」跡地を含む東京・渋谷の道玄坂エリアに新商業施設「渋谷フクラス」(渋谷駅の西側、道玄坂一丁目で建設中)が2019年12月に誕生する。

低層部の商業施設に加え、高層部にオフィスが入るほか、1階の一部には空港リムジンバスも乗り入れるバスターミナルを設置。観光客がより増加すると見込まれる2020年に向け、渋谷駅西口の新たな玄関口としての役割も果たしていくとのこと。

どんなバスターミナルができるのか・・・。気になりますねぇ。

今の渋谷マークシティのバスターミナルとの兼ね合いがどうなるのか・・・。

■渋谷フクラス
所在地:東京都渋谷区道玄坂一丁目38番(地番)
用途:店舗、事務所、駐車場等
敷地面積:約3,336㎡
延床面積: 約58,970㎡
階数:地下4階地上18階(建築基準法上19階)
竣工:2019年10月予定
■東急プラザ渋谷
開業時期:2019年12月予定
階数:地上2階~8階、17階、18階

 

春の嵐

こんにちは。プロジェクトゆうあいの青木です。

春の嵐と言っていいのか・・・。それとも・・・・。

毎年、この時期に開催されます松江のイベント「カラコロ春まつり」ですが、今年は雨天の予報。去年は曇りでした。

私もゆうあいとは別に、地域おこしでやっている松江プラレールの会で、出展予定でしたが雨天予報で中止としました。

さて、みなさんは、超大型の連休はどうされる予定でしょうか?

私は先に話していましたプラレールの方でイベントが入っています。

私が高収入なら、連休を使って、今まで行ったことのない地域に行って、乗り鉄・撮り鉄、乗りバス・バス撮りしたのにな・・・。

そういえば、3月末東京に行った際、せっかくだから、ダイヤ改正分の時刻表、バスマップもらって帰ろうって思っていましたが、あまり見かけず、私も時間的にカツカツだったので集めることもできなかったのですが、6月にまた東京へ行く予定があり、一日フリーとなるので頑張って集めたいなと思っています。

そのときに、バス撮りできたらまた載せますね・・・。

では。

鳥取バス

こんにちは。プロジェクトゆうあいの青木です。

寒い日々が続き、寒くて歩いたり自転車で移動したりは辛いですね。

こういった時は、バス移動が一番です。

さて、久しぶりにバス写真の投稿です。

100円ループバス くる梨 鳥取駅バス停

100円ループバス くる梨

  松江にない電子マネー決済

100円ループバス くる梨

日本交通 高速バス 鳥取~神戸・大阪線

一畑バス  鳥取~松江線(オオクニヌシ)

以上です

おもしろい名前や読み方が難しいバス停名

こんにちは。プロジェクトゆうあいの青木です。

朝晩が寒くなってきた島根県松江市、先日、松江では、初開催のフルマラソン「国宝松江城マラソン」が開催されました。参加したのは5012人だそうで、我がプロジェクトゆうあいからも、代表理事の田中、PCエコステーションゆうあいの木村が参加をしたそうです。

バス停名「蜆沢」「人里」「新宿一丁目」何と読む? 都内にもある難読&珍バス停名

おもしろい名前や読み方が難しいバス停名は島根県にもあります。

出雲郷     馬橋      手角      遥堪      国屋

島根県民でも間違える人がいるとかいないとか・・・・・。

出雲郷     馬橋      手角      遥堪      国屋

馬橋と国屋は比較的わかりやすいかと思います。

以前、珍名バス停の記事を書いたことがあるので、そちらも合わせてご覧ください。

こちら

 

 

 

 

第17回全国バスマップサミット

こんにちは。プロジェクトゆうあいの青木です。

先日の全国バスマップサミットin熊谷でもお知らせがあった通り、来年の『第17回全国バスマップサミット』は岡山にて開催するとのこと。

開催予定日は、2019年11月23〜24日(土・日)だそうです。

岡山と言えば、記念すべき第1回の開催地でもあります。

また、広島の横川駅のように、岡山駅前の道路をはさんだ向こう側にある路面電車停留所をバスターミナル横にもってくる話もされていますね。これ

オープンデータ最先端都市・岡山での開催、私も行ける距離なんで楽しみにしております。

我がゆうあいでもコミュニティバスのオープンデータ化に向けて取り組んでおります。

どんどん便利になっていくこの時代、あえて不便なことも、ひとつの楽しみに変えていけれたらいいなあなんて思います。

 

高速バスvs鉄道で「バスの方が早くて安価な区間はどこ?!

プロジェクトゆうあいの青木です。

高速バスvs鉄道で「バス圧勝」の区間とは 鉄道だと迂回、そこで発揮される強みとは一体何でしょう。

JR四国バス、西日本JRバス、本四海峡バスが共同運行する「阿波エクスプレス大阪号」。

鉄道と高速バスは多くの区間で並行しています。「高速バスは鉄道よりも安いが、時間はかかる」という区間もある一方、価格的にも時間的にも、高速バスのほうが優位に立つ区間もあります。

鉄道だと不利な「本四連絡」です。
鉄道と高速バスは多くの区間で並行しています。

たとえば東京~大阪間などでは、新幹線と高速バスを比べると「高速バスのほうが安いけど、時間がかかる」イメージがあるかもしれません。一方、価格的にも時間的にも、高速バスのほうが優位に立つ区間もあります。
たとえば大阪~徳島間。この区間を鉄道(新幹線+在来線特急)で移動する場合、瀬戸大橋を通る岡山・高松経由となり、距離は約330km、所要時間は3時間以上に及びます。一方の高速バスは、西日本ジェイアールバス「阿波エクスプレス大阪」の場合、距離は約151km、所要時間はおよそ2時間40分、運賃は鉄道(新幹線+在来線特急)の半額以下です。

高速バスの運行距離が短いのは、明石海峡大橋および大鳴門橋を含む神戸淡路鳴門道を経由するからです。神戸淡路鳴門道は本州と四国を結ぶ3つの道路のうち、最も大阪寄りに位置し、瀬戸大橋のように鉄道が通っていません。そのため大阪府から徳島県への交通機関別輸送人員は、国土交通省の2016年度旅客地域流動調査によると、鉄道(JR)が1年間で6400人なのに対し、バスは751万人、その差は約117倍です。高速バスは、JR系のバス会社や、阪急高速バスなどの路線があり、それぞれ1日20往復以上が運行されています。
また、九州の博多~宮崎間も、高速バスのシェアが比較的高い区間です。この区間を鉄道のみで移動する場合、博多~鹿児島中央間で九州新幹線、鹿児島中央~宮崎間で特急「きりしま」と乗り継ぐのが最速ですが、距離は約414km、所要時間はおよそ3時間30分です。一方、宮崎交通などが運行する高速バス「フェニックス号」は、博多バスターミナル~宮交シティ間で4時間9分(停車停留所の少ない「スーパーフェニックス号」の所要時間)と鉄道より時間は長くかかるものの、距離は約310kmと短く、運賃は鉄道(新幹線+在来線特急)のおよそ3分の1です。2016年度旅客地域流動調査によると、福岡県から宮崎県への移動は、バスのシェアが鉄道(JR)の約3.3倍。時間は多くかかっても、バスが優位に立っているのです。

ちなみに、博多~宮崎間において最短の移動手段は飛行機で、福岡空港と宮崎空港を結ぶ便の所要時間は約40分です。2016年度旅客地域流動調査によると、福岡県から宮崎県への移動においては飛行機のシェアが最も高く、バスの約1.2倍となっています。また、新八代~宮崎間では九州新幹線に接続する高速バス「B&Sみやざき」をJR九州バスらが16往復運行しており、新幹線と高速バスを乗り継いだ博多~宮崎間の所要時間は最速3時間2分と、陸上ルートではこれが最速です。
隣県どうしでもバスに「地の利」あります。大阪~徳島間は鉄道と比較してバスのシェアが極端に高い例ですが、高速道路の整備などによって、鉄道からバスへとシェアが移っていった区間は全国的に存在します。特に、中国山地を隔てて瀬戸内海側の山陽地方と日本海側の山陰地方がわかれる中国地方は、それが顕著といえるでしょう。

岡山県と鳥取県を結ぶJR伯備線(岡山県~鳥取県)のように、中国山地を経由して山陽地方と山陰地方を結ぶ役割を担う鉄道路線は「陰陽連絡線」とも呼ばれます。伯備線では「やくも」(岡山~出雲市)などの特急が走っていますが、国鉄時代にはこのほかにも姫新線(姫路~新見)、芸備線(備中神代~広島)、あるいは木次線(宍道~備後落合)などで「陰陽連絡」を目的とした列車が運行されていました。しかし、高速道路の整備により、1970年代から1980年代ごろにかけ、ほとんどがその機能を高速バスに奪われています。
たとえば現在、広島市と島根県浜田市のあいだでは、高速バス「いさりび号」が広島電鉄、中国ジェイアールバス、石見交通の3社で共同運行されています。昼行16往復と本数も多く、乗車時間は2時間30分ほどで、運賃は片道3030円(広島駅新幹線口~浜田駅、往復5340円)です。この区間を鉄道で移動しようとすると、山口県へ遠回りしなければならず、新幹線と在来線特急を乗り継いでも最短で4時間前後かかります。

広島と島根は隣り合う県どうしですが、両県を結ぶ交通機関は高速バスが主流となっており、浜田のほか広島~松江線、広島~出雲線、広島~大田線など複数の路線が存在します。広島県から島根県への移動は、バスのシェアが鉄道(JR)の約6.9倍(2016年度旅客地域流動調査)です。

ちなみに、広島と浜田のあいだには、未完に終わった「今福線」と呼ばれる鉄道の計画もありました。一部は戦前に着工されたものの、太平洋戦争の影響で中断、戦後になって別ルートで工事が再開されましたが、1980(昭和55)年、国鉄の慢性的な赤字の影響によってふたたび工事が中断されました。この路線が完成していた場合、広島~浜田間はノンストップの特急ならば55分で結ばれる計画だったそうです。